ふつうのブログ

2017年6月16日

ひとりプロジェクト

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実はひそかに、昨年の年末から「ひとりプロジェクト」なるものをこっそり始めていました。

「ひとりプロジェクト」。誰にも迷惑かけず、自分のペースで、自分のやりたいことを、自分のお金でやってみるプロジェクトです(笑)。こういう名前にするだけで、初めてやることもなんだか肩の力がおりる、小心者です。

なにをやっているのかといいますと。
地元の産直に並ぶ高知ならではの地モノ食材たちを、高知の「食べ方」「飲み方」をつけたパッケージデザインにして、もうひとつの地元国立市に輸出する。というものです。FARM_tradeという名前ではじめました。

そしてこのほど、第一弾である「きしまめ茶」と「はぶ茶」が土佐山田町の地域密着スーパー「バリュー」さんと、国立市の地域密着八百屋の「くにたち野菜 しゅんかしゅんか」さんのご賛同・ご協力を得て両店舗で発売いたしました。生産者さんは、とってもパワフルで素敵な武内浪子さん。

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「はぶ茶」と「きしまめ茶」は、高知の野草茶。産直のお茶コーナーにはだいたい並ぶ高知の野草茶ツートップです。晩夏〜初秋に収穫したはぶ草としまめを、釜で煎って、急速乾燥させたもの。どちらも農薬を使わずに栽培し、実はノンカフェイン。きしまめ茶は香ばしい香りと、スッキリした味わい。はぶ茶はまろやかな香りと、コクのある味わい。どちらも飲みやすいので、ハマってしまう方も多いです。私もきしまめ茶を冷やしていつも冷蔵庫に常備。3歳の息子はゴクゴク飲んでいます。

高知には、こういう季節ごとに地元の農家さんがつくった「地モノ」がたくさん産直コーナーに並びます。自家製の野草茶、季節の果物、手絞りの自家製柚子酢、天日で干した干し芋、露地物の野菜・・・・。地元の「おんちゃん」や「おばちゃん」がつくる素朴な商品には、だいたいラベルがない。裏ラベルに原材料表示と生産者さんの名前が書いてあるだけ。地元の人たちはそれぞれ好みの生産者さんがいて、名前と日付を見て買っていく。その感じがとても素敵だなと衝撃でした。地元の人と生産者さんの間の、ローカルならではの最低限でディープなコミュニケーション。

これをこのまま国立に届けたいけど、食文化の違う東京に持っていってもそのコミュニケーションは成立しないので、高知のおおらかな生産風景や食文化、食べ方飲み方を書いたものをパッケージデザインにして届けたいと思ったのがはじまりです。
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地モノ商品のおおらかな雰囲気を伝えたくて、ラベルはシールにはせずに袋に入れるだけ。「ざっとした感」を大事にデザインしました(笑)。作り方、飲み方などを詳しく書いています。内容量も、初めての人のお試し用に大小2サイズをつくりました(地モノ商品は大容量サイズで初心者にはハードル高い 笑)

生産量が多くない個人の生産者さんの「高知の地モノ商品」を、くにたちという小さなエリアに限定して「輸出」していくことで、大量生産、大量販売にはできないことがいろいろできる気がしています。地方と郊外。高知のローカルと、東京のローカル。それぞれの魅力をトレードし合い、お互いの畑を耕していくようなイメージで、この名前をつけました。

ただいまバリューさんとともに、農家さんの生産現場を見学させていただいています。どこも素晴らしい生産現場の風景と生産者さんばかりで、圧倒されます。この後も「緑茶」「原木しいたけ」「ゆのす(ゆず果汁)」、「ひがしやま」などの地モノ食材を届けていきたいと予定していますので、お楽しみに!

あ、気がつけば様々な方にたくさんご協力いただいて、もう「ひとりプロジェクト」ではなくなっていますね。
株式会社エマリコくにたち社長の菱沼さん、しゅんか店長の野花ちゃん、土佐山田ショッピングセンターの石川さん、かかし市の高木さん、ありがとうございます!国立と土佐山田という地元がある自分にできることを、小さくこつこつと。マイペースに進めていきたいと思います。

【FARM_trade 企画商品販売場所】
●東京都国立市:くにたち野菜 しゅんかしゅんか
●高知県土佐山田町:土佐山田ショッピングセンター バリュー(山田のかかし市内)

2016年11月17日

山ほど語ろう!

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高知に住み始めて感じるのは、森が近いということ。
高知県の森林率は84%、森林率は日本一です。だからなのか、山に関する産業、歴史、そして問題も山積みです。

高知県では平成15年から全国に先駆けてなんと「森林環境税」なるものを政策として導入しています。一人当たり年間500円の森林環境税を徴収し、森の環境保全、森林教育、木材利用の波及などに活用しているそうです。さすが森の県民。
今年で3期になり、来年度からこれをどのように活用していくか、または継続していくかを県民に問う座談会を県内6箇所で開催しました。

そのしめくくりとなるシンポジウムが11月26日(土)に開催されます。私はポスターなどのデザインをさせていただきました。「山ほど語ろう!」の名コピーはコピーライターの池田あけみ姐さん。

山ほど語る基調講演ゲストは梼原町で紙漉き体験民宿「かみこや」を運営され、原料栽培からの伝統手漉和紙作家のロギール アウテンボーガルドさん。その他、森や木に関する多様な分野のパネリストの方々。「森林」って、幅が広いだけにいろんな視点からのお話が聞けそうです。

東京にいたころは「森」というのはなんとなく遠いイメージだけの世界のでしたが、高知にいると「生業」や「産業」など、生活の延長線上にある具体的なものとして見えてきます。

これからの高知の森をどうしていくか、山ほど語るシンポジウム。お時間ある方はぜひに。

2016年8月12日

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8月はお祭り月間

こんなに夏って熱かったですっけ?小学生のときは最高気温32度で「うへ~!」っとなっていたような記憶があるのですが。
そんなアツい8月。日中は暑くて動けないけども、夕方から夏の夜長を楽しむのが南国ならではの楽しみ方。8月、私が住んでいる土佐山田では、カレンダーの土日が自動的に埋まります。
そう、7月~8月はお祭り月間。ほぼ全土日がどこかしらでお祭りをしているわけです。

ざっと見てみると、

7月23日(土)ふないれ祭り
7月24(日)・25日(月)八王子宮夏祭り
8月6日(土)土佐山田祭り
8月7日(日)神ノ木大川祭り/繁藤地区大川祭り
8月13日(土)佐岡祭り
8月14日(日)湖水祭り(物部)
8月27日(土)龍河洞祭り

これが噂の「土佐山田 祭り多すぎ問題」。うーん、やっぱり多いぞ!(笑)。人口2万人くらいの小さな町で、このお祭りの数。しかもその内容もとにかく濃い!

全祭りに共通しているのが、ビアガーデンと花火。どうやらこれは必須らしい。

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土俵の上でもビアガーデン(@八王子宮夏祭り)

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中学校のグラウンドでもビアガーデン(@土佐山田祭り)

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川沿いでもビアガーデン(@神母ノ木大川祭り)

 そして、なんと言ってもおもしろいのが、開催場所や、実行委員会、町内の雰囲気によってそれぞれのお祭りが個性を持っていること。

どれも楽しみなお祭りですが、中でも私たちが一番大好きなのは「神母ノ木大川祭り」(今年は楽しみすぎて写真撮れなかったので、去年の写真を掲載)。家から歩いて5分ほどの、物部川緑地帯が会場。とにかく気持ちがいいロケーション。だって川沿いの緑地帯で冷たい生ビールが飲めるなんて、まるで外国に来たかのようです。しかも歩いて帰れる距離で。
さわやかな緑の芝生にセットされたテーブル席(しかもごみ袋をセットしてくれる細やかさ 笑)、通り抜ける風が気持ちいい土手。自前のシートやテーブルセットを持って、お弁当もつくって来ている人もいます。お祭り続きで散財しがち&買い食いばかりになるので、我が家も今回はお弁当とつまみをつくって参加。
明るいうちからゆるやかに始まり、そこら中で子供達が走り回り、大人達は飲み続ける(笑)。毎年恒例のベリーダンスが始まると、最前列に男性陣が素早くポジショニング。美しく踊るお姉さんに憧れて踊りだす小さな女の子も毎年のほほえましい光景。最後は真上にあがる打ち上げ花火。他のお祭りもそうですが、この花火がけっこうダイナミックなのです。

わざわざ観光で来るとなるとキャパシティーが足りないし、ゆるすぎるかもしれないけど、ここに住んでるからこそ、気軽に毎週楽しむことができる。住んでてよかったなあ~、と実感できる夏のハイライトです。

そして、大人も子どももこんなに楽しめるお祭りを、毎年開催してくださっている主催者のみなさまに、心から感謝申し上げたい!私たちは参加して楽しむだけだけど、その裏には駐車場の整備、会場設営、音響設営、片付けなどをしてくださっている方々がいらっしゃるわけですよね。しかも毎週!(ひえええ~)頭が下がります。

土佐山田に住んでいつの間にかもう5年目になったけど、やっぱり8月は浮き足立ってしまいます。もしかしたら高知に生まれ育った人も、8月はそうなのかな。よさこいもあるしね。

さて、今週は佐岡祭りと湖水祭りだ!