お客さんのこと

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高知県香美市土佐山田町TOSACO

ブランディング(ロゴ・パッケージ・ネーミング・パンフレット・ウェブ)

2018年

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高知初のクラフトビール

全国的に波がきているご当地クラフトビールですが、実は高知にはご当地クラフトビールがありませんでした。(正確には以前あったのですが、かなり前に廃業されていました。)
この度大阪から高知に移住された瀬戸口さんが、新規事業として初めて高知にクラフトビール工場を立ち上げるということで、会社のロゴ、パッケージ、全体のブランディングのご依頼をいただきました。

Brew Happiness!!

ブルワーの瀬戸口さんは、「ビールが苦手な妻がおいしい!と言ってくれるようなビールをつくりたい。そしてそれを一緒に飲みたい。そういうことで、家族の食卓の時間を幸せなものにしていきたい」という熱い想いをクラフトビールづくりの真ん中に置いていました。「高知の地元食材を使い、地域の方々にも一緒に飲んでもらう。そうすることで、ビール作りを通して幸せな時間をもっと広げていける」と強い信念をお持ちでした。
そんなお話から、「Brew Happiness!」というコピーをメインコピーにしました。

そんなクラフトビール会社「高知カンパーニュブルワリー」のロゴ。
これから夫婦二人で移住して、二人にとって初めての高知で、初めてのクラフトビールをつくる。
ロゴマークは会社のコンセプトを表現するものですが、これから先会社が進んでいく時に、二人が初心に戻れるようなロゴをつくりたい。
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商品名は「土佐のこども」という意味を込めて「TOSACO」。高知は日本のイタリアと形容されることが多々あるので、イタリアっぽい名前とデザインイメージにしました。

少量生産のパッケージデザイン

TOSACOのビールは、高知県産の柚子を使用した「土佐柚子のペールエール」、高知県産のお米と山椒を使用した「こめホワイト」、高知県産の文旦を使用した「太平洋のIPA」の3種類。手作りの少量生産のため1回につくれる量は450本だけ。大手メーカーのように、常に売り場に並んでいるような商品ではありません。しかも新参者。
そのため、少量でも売り場で印象に残るようにしたい。

味の種類が豊富なのがクラフトビールの面白さ。なのでクラフトビールのラベルは、味ごとにメインラベルの色が違ったり、デザインが違ったりしていますが、TOSACOはあえてメインラベルを同じにしています。そのかわり、売り場に並んだ際に目立つネック部分に種類ごとに違うカラーラベルをつくりました。
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そのことにより、少量でも売り場で白バックに紺色ロゴのブランドトーンを発信することができ、色の違うネックラベルでPOPな印象も出すことができます。メインラベルは同じなので、コストも抑えられます。大手には大手の、小規模には小規模のデザインを。

MADE IN TOSAYAMADA

土佐山田で生まれたビールということで、ラベルには「MADE IN TOSAYAMADA」の文字を入れました。土佐山田という町が、ビールの波に乗って世界に発信できるように。ということで、メインビジュアルの撮影も「メイドイン土佐山田」をキーワードにスタイリング。
高知では外で気軽にバーベキューを楽しむ文化があるので、そんな高知らしいシーンでTOSACOを飲んでもらいたい、ということでメインビジュアルをつくりました。
ロケ場所は土佐山田の森林センターの芝生公園。キャンプセットは香北のキャンプブランド「Ocho Camp」さんのもの(これがほんとに素晴らしく素敵!)。フードは土佐山田ショッピングセンターとコラボした「松原ミート」さんのソーセージ、かかし市で買った地元野菜、土佐山田の「さくらベーカリー」さんのカンパーニュ。
誰にも気づかれないことですが(笑)、地産地消のクラフトビールをコンセプトにしているTOSACOのメインビジュアルなので、そんなオール地元のシーンづくりをしたいと思いました。

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(撮影風景)

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(イベント出店用ののれんも土佐山田の「ハチロー染工場」さんで!)

そして何と言っても、発売場所の土佐山田ショッピングセンターさんの売り場がすごい。
「本気でオススメする商品を、本気で売る」、という売り場の力をみました。
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売れない商品を、パッケージデザインで売れるようにできると思われがちですが、見た目が良くても商品がおいしくなければ2回目はない。商品と見た目がよくても、売り場に置かれなかったら目に止まらない。「商品のチカラ」「パッケージデザインのチカラ」「売り場のチカラ」、3者が本気になって初めて、「売れる」ということにつながるのだと改めて実感しました。

「TOSACO」
https://tosaco-brewing.com/

パンフレット&ウェブ
photo & web coding:Ayumi Ito
text:Sayo Takahashi

 

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瀬戸口さんのこと

「高知が好き!」「ビールが好き!」と、大阪からご家族で移住された情熱の青年。妻とおいしいビールが飲みたい一心で起業してしまう、頼もしい愛妻家でもある。